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三池労組・三池主婦会鉢巻
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寄書された鉢巻
三池主婦会鉢巻の糸をほどいて寄せ書きされた。 -
寄書された鉢巻
三池労組鉢巻の糸をほどいて寄せ書きされた。 -
その他の鉢巻
鉢巻の幅6.5センチ、長さ75センチ。三重一般労働組合 (三重県津市)書記長・渡辺さん(故人)が総評オルグとして1960年6月から三池闘争終結まで派遣された際に身につけていた鉢巻。昭和58年、 60歳になる少し手前で病死されて以降、ホッパーパイプ・赤旗などと共に奥さんが大切に保管されていた。 -
三池主婦会鉢巻
三池主婦会の鉢巻。鉢巻の幅7センチ、長さ87センチ。 三池主婦会の前身・三池炭婦協は1953年結成された。それまでのかあちゃん達の社宅内での関心事は、「隣りの給料は今月いくらあった とか、何を買ったとか、うちでは買えない、じゃあ父ちゃん、もうちょっとがんばらんね」が実態だったが、「主婦が父ちゃん達の足を 引っ張っていたのでは本当の闘いは出来ないではないか」という反省から炭婦協が結成された(島フミエさん談)。 以来、「炭鉱の嫁ごが鉢巻バしてワッショイなどとなんばしとっとか。みっともなか」と一部の地元民から陰口を叩かれながらも、闘い を続け、三池労組鉢巻と同じく、三池のかあちゃん達は三池主婦会の鉢巻に誇りを感じ取っていた。 -
三池労組鉢巻
三池炭鉱労働組合の鉢巻。長さ85センチ メートル、幅7センチメートル。鉢巻の両端は縫い込んである。 三池闘争期間中、三池労組組合員のみならず、その妻までもが「団結」の意味を込めて四六時中鉢巻をしていた。主婦たちの鉢巻に は「三池主婦会」と記されてあった。鉢巻がはずされるのは、風呂へ入る時と寝る時ぐらいだったという。それらの鉢巻は、第2組合 員と区別するための手段の他、お互いの「仲間意識」を高めることにも大いに役立っていた。 鉢巻の両端には色分けがしてあり、青色は三川支部、緑色は宮浦支部、うす茶色は本所、というように、組合員が所属する支部 を表していた。